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ドメーヌ・パルタジェは、今年、シニャン村にある1ヘクタールの土地を開墾。4月下旬に白ワイン用のシニャン・ベルジュロンという地場品種、7000本の苗木を植えました。
表土が固くならないようにトラクターは使わず、軽量の耕運機で耕しています。ひと夏を経て、苗木はスクスク成長中です。 ブドウの樹が育ってからは、馬を使って耕します。畑の手入れもていねいに行うことで、フカフカの土になり、表土にいる有機物の構成が整うのです。それによって、根がミネラルを吸収するために必要なバクテリアが生き、根が地中深くまで伸びていきます。こうして、その土壌由来の自然酵母働きによって、土地独自のテロワールが映し出されたワインが生まれるのです。